Notionでタスク管理してると、着手開始日を自動保存したくなるとき、あるよねー!

ということで今回は Notion Automation を使って、ステータスを進行中にしたタイミングで一度だけ「着手開始日」を埋め、それ以降は上書きされない仕組みを作ったのでメモしておきます。

やりたいこと

  • ステータスが「進行中」になったタイミングで日付を自動入力したい
  • その後、「レビュー」や「テスト」のように別ステータスへ変更しても入力済みの日付は上書きされないようにしたい

しくみ

Notionのオートメーションは「このプロパティが空なら実行」といった条件をまだ指定できません。

そこで条件を指定したフィルタビューを作り、そのビューに対してのみオートメーションを設定する工夫をしています。

手順

1. 「着手開始日」フィールドを作成

データベース(タスクDBなど)に 着手開始日 という Date プロパティを追加します。通常の Date でOKです。

2. 未入力フィルタビューを作る

着手開始日 が空のページだけを抽出するフィルタビュー(またはビュー専用のフィルタグループ)を作ります。
例:着手開始前

alt text

このフィルタビューのみにオートメーションを適用することで、着手開始日 が空欄の行だけに動作し、上書きされることを防ぎます。

3. Notion Automationを設定

  1. 右上の「•••」から Automations を開く
  2. New automation を作成
  3. Entry filter に、手順2で作った「着手開始前」ビューを指定
  4. Trigger: When property changes を選び、ステータス進行中 になったときに発火するよう設定
  5. Action: Edit property着手開始日Trigger timestamp をセット
Automation設定画面 トリガー条件の設定

これで完成です!動作確認してみてください!

補足

  • 進行中以外のステータスでも着手日を残したいなら、ビューのフィルタ条件を増やすだけで応用できます。
  • 「着手開始日を手動で調整したい」ケースでも、既に値が入っていればオートメーションは動かないので安心です。

こんな感じで、Notion Automation × フィルタービュー の組み合わせを使えば色々な使い方ができて便利ですね!着手遅れの分析やリードタイム計測にもぜひどうぞ。

それでは良きNotionライフを!